株式会社 横浜建材工業

やね屋なので

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←代表的な【切妻(きりづま)】
の屋根形状
 

・・・学生時代の頃でしょうか、「赤毛のアン」という本を読みました。

 カナダ・プリンスエドワード島での大自然を舞台にした、心温まる物語。
内容はどうであれ、物語の中でアンが暮らしていた家を、 近所の人々は“グリーン・ゲイブルズ(緑の切妻屋根)”と呼びました。 「切妻」、
という聞きなれない言葉に(原文にはふりがなもふってないので
【せっさい】
私は思っていた・・・)、 随分物騒な言葉だなあと思っていました(△型の屋根の事です。
雪が積もりにくい形状で、豪雪地域はだいたいこういう形をしています)。

 でもアンと同じように、物語を読むにつれ、想像をふくらませては、どういう形なのかなあ、将来住む家は緑の屋根にしたいなあ、と思っていたものです。
しかし現実ともなれば、「え、在庫がないの!? 緑なんて珍しい色選ぶからだよー」と。
まあ大人になると、 そんな子どもの頃に抱いていた感情など、すっ飛んでしまうもので・・・。

 話は変わりますけど、物語や小説などで「赤毛のアン」のように、
特徴のある家が度々登場しますよね。 トムソーヤの秘密基地から始まって、忍者屋敷や、果てはアラブの宮殿など。あんなまあるい屋根はどうやって作るんですかね?。
秘密基地にせよ、宮殿にせよ、住まいを築くには、まずは雨風しのげる屋根を設置するところから始まります。そういう意味では、生活を営む上では、まず第一に雨露を防ぐ屋根に当たるものの確保となるわけです。

雨露しのぐで、幼少時代の記憶がよみがえってきました・・・。

・・・私が幼少の頃、住んでいた家は本当にボロ屋で、屋根はトタンでした。大雨が降ると、家の中にいても、家族の会話が聞こえない。テレビは必然的にボリュームを上げて、
というような生活でした。冬は本当に寒く、夏は直接、太陽に照らされているような灼熱地獄でした。
 それが大人になって、引っ越した先が和瓦の家でした。雨足の音が全くしない。 雨ってこんなに静かなの?って感動を覚えました。

←瓦を施工する前の屋根。瓦など屋根は【葺く(ふく)】といいます。
この「桟木」に瓦を一枚一枚釘で留めます。
「桟木」のおかげで通気性も向上します。

屋根は【外装部門】に入るので、見た目が一番、なんて思われがちですけど、
こういう住環境的な機能性もひそかに兼ね備えてるんですよ。 瓦の場合だと、「瓦桟」といって、屋根の通気の為に、防腐処理された木を網の目のように打つんです。これで通気が出来、野地板が長持ちします。

 

思い出ばなしも、少しは宣伝になったでしょうか。 ではまた。

ふるさわ としのり